多々良川浄化センター

多々良川浄化センター 外観

概要

多々良川浄化センター バーチャル施設見学



多々良川浄化センターRPG

 多々良川流域下水道は、昭和60年度に着手され、平成6年7月に供用が開始されました。計画区域は、福岡市に隣接した宇美町、篠栗町、志免町、須惠町、久山町及び粕屋町の6町です。多々良川浄化センターは、これら6町の汚水を処理する終末処理場です。

 汚水を集める幹線管渠は、宇美、須恵、須恵北、篠栗、篠栗北及び久山の6幹線で構成され、3か所(須恵ポンプ場、久山ポンプ場及び下山田ポンプ場)にポンプ場が設けられています。

 多々良川浄化センターでは、良好な放流水質を保持するために高度処理を行っています。具体的には、博多湾流域別下水道整備総合計画に合わせ、窒素及びりんの除去を目的とした嫌気無酸素好気法(A2O法)の処理施設が導入されています。

 さらに、多々良川でのシロウオの生息に配慮し、放流水の消毒では塩素系薬剤を用いず、紫外線消毒を行っています。

基本情報

多々良川浄化センターの所在地及び電話番号はこちら

浄化センター情報へ

多々良川浄化センターの地図です。西鉄バス「物流センター入口」下車後、福岡都市高速方面へ400メートル程まっすぐ進み、左手が多々良川浄化センターの入口になります。

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終末処理場 多々良川浄化センター
面積 15.4ha
所在地 糟屋郡粕屋町大字江辻705番地
アクセス JR「伊賀」駅下車徒歩約20分 西鉄バス「物流センター入口」バス停徒歩約5分

計画処理区域

多々良川浄化センターの計画処理区域です。多々良川浄化センターは、糟屋群粕屋町に位置し、計画処理区域は宇美町、篠栗町、志免町、須恵町、久山町、粕屋町の6町になります。汚水を集める幹線管渠は、宇美、須恵、須恵北、篠栗、篠栗北及び久山の6幹線で構成されています。

浄化センター配置図

多々良川浄化センターの配置図です。西側から汚泥処理設備、自家発電機の機能を備えた第1水処理施設、第2水処理施設の水処理設備を有しています。中枢となる中央監視室や水質試験室のある管理棟は第1水処理施設内の中央にあります。

計画概要と現状(平成30年度)

計画概要

現状

関連市町 宇美町、篠栗町、志免町、須恵町、久山町、粕屋町 同左
計画目標年度 令和17年度(2035年度)
処理面積 4,667.4ha 3,469.6ha
処理人口 198,540人 188,455人
排除方式 分流式 同左
処理方法 ・嫌気無酸素好気法 + 凝集剤添加+砂ろ過法 ・硝化促進型活性汚泥法+凝集剤添加+砂ろ過(3系列) ・嫌気無酸素好気法+凝集剤添加+砂ろ過(12系列)
計画処理能力 67,500㎥/日 67,100㎥/日
幹線管渠延長 31.66km 同左
着手年度 昭和60年度(1985年度)
供用開始年度 平成6年度(1994年度)

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