下水道に関するQ&A

Q1:下水道とはなんですか?

私たちが生活するとき発生した台所やトイレ等で使用した汚水を、下水道管で集め処理場できれいにして、川や海へ放流している施設です。


Q2:下水道はなぜ必要ですか?

家庭や工場からでる汚水をきれいにして川に流すことで環境を良くします。
また汚水がたまって悪臭や害虫、伝染病が発生するのを防ぎます。 水洗トイレが使えるようになって生活が快適になります。


Q3:日本では、いつ頃下水道ができたのですか?

東京の神田下水が1884年(明治17年)にできました。


Q4:家から出る下水にはどんなものが有りますか?

台所の水、お風呂の水、トイレの水などです。


Q5:家から出る下水に流してはいけないものは?

台所:野菜くず、天ぷら油など
トイレ:ビニル製品、ティッシュペーパーなど
その他:薬品、石油類など
これらは、微生物が死んでしまったり、また、下水道管が詰まる原因になるためです。


Q6:雨水は下水道に流せるのですか?

福岡県の流域下水道は全て汚水と雨水は別々に流す方式であるため、雨水を流すことはできません。


Q7:水はどれくらいの時間できれいになりますか?

約12時間で下水はきれいになります。


Q8:どんな種類の微生物が水をきれいにしていますか?

細菌類やアスピディスカやアルセラといった原生動物などが水をきれいにしています。


Q9:汚れを食べた後の微生物はそのあとどうなりますか?

汚れを食べた微生物は集まって活性汚泥というドロのかたまりになります。処理場では増えて必要なくなった活性汚泥を引き抜いて水分を減らし肥料や建設材料、燃料として利用できるようにします。


Q10:処理場で発生した臭気はどうしているのですか?

処理場で発生した臭気は、微生物による土壌脱臭や活性炭吸着により処理しています。

 

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