御笠川浄化センター

御笠川浄化センター 外観

概要

御笠川浄化センター 施設紹介

 御笠川那珂川流域下水道は、福岡県で最初の流域下水道事業として昭和46年度に着手され、昭和50年5月に供用が開始されました。計画区域は、福岡市、筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市及び那珂川市の6市にわたります。

 御笠川浄化センターは、この区域の汚水を処理する終末処理場であり、日量295,800㎥の汚水を処理することができる県内屈指の能力を有しています。

 御笠川浄化センターには、日々、大量に発生する下水汚泥の処理施設として、消化槽、油温減圧式乾燥施設及び下水汚泥固形燃料化施設が設置されています。これらの施設で発生する消化ガス、乾燥汚泥及び固形燃料は、下水汚泥処理施設、発電所等の燃料として有効に活用されています。

 汚水を集める幹線管渠は、二日市、春日、那珂川及び老司の4幹線です。全て地形に合わせた勾配で敷設されていますので、汚水は、中継ポンプ場を経ることなく、自然流下により処理場に流入します。

基本情報

御笠川浄化センターの所在地及び電話番号はこちら

浄化センター情報へ

御笠川浄化センターの地図です。博多駅筑紫口から西鉄バス40番板付七丁目行きに乗車後、「弥生小学校前」で下車。左手後方の建物が御笠川浄化センターになります。道路沿いに歩けば入口があります。

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終末処理場 御笠川浄化センター
面積 18.1ha
所在地 福岡市博多区那珂4丁目5番1号
アクセス JR「竹下」駅下車徒歩約20分
西鉄バス「弥生小学校前」バス停徒歩約3分

 

計画処理区域

御笠川浄化センターの計画処理区域図です。御笠川浄化センターは、博多区に位置し、県内屈指の汚水処理能力を有しています。計画処理区域は、福岡市、筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、那珂川市の6市になります。汚水を集める幹線管渠は、二日市、春日、那珂川及び老司の4幹線で構成されています。

浄化センター配置図

御笠川浄化センターの配置図です。最初沈殿池、生物反応槽等、一部の水処理施設の上部に多目的広場、テニスコート及びゲートボール場を含む「屋上広場」を開放しています。中枢となる中央監視室や水質試験室のある管理本館は、正門から道なりに約150メートル直進し、右側となります。

計画概要と現状(平成30年度)

計画概要

現状

関連市町 福岡市、筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、那珂川市 同左
計画目標年度 令和17年度(2035年度)
処理面積 9,701.0ha 8,971.3ha
処理人口 676,100人 693,821人
排除方式 分流式 同左
処理方法 ・嫌気無酸素好気法 + 凝集剤添加 + 急速ろ過 ・嫌気無酸素好気法 + 急速ろ過法 ・標準活性汚泥法
計画処理能力 267,400㎥/日 295,800㎥/日
幹線管渠延長 29.29km 同左
着手年度 昭和46年度(1971年度)
供用開始年度 昭和50年度(1975年度)

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