宝満川浄化センター

宝満川浄化センター 外観

概要

宝満川浄化センター 出前講座

宝満川流域下水道

 宝満川流域下水道は、昭和59年に着手され、昭和63年に供用が開始されました。計画区域は、福岡都市圏と久留米都市圏との接点に当たる小郡・筑紫野ニュータウンを中心とした小郡市北部及び筑紫野市南部の地域です。

 宝満川浄化センターは、この流域下水道の終末処理場として建設されました。現在は、この流域下水道の汚水と併せて、暫定的に、下記の宝満川上流流域下水道の汚水も処理しています。

 この流域下水道の幹線管渠は、三国、津古、横隈及び馬市の4幹線で構成されており、地形上の理由から、力武ポンプ場及び馬市ポンプ場の2か所でポンプ圧送方式をとっています。

宝満川上流流域下水道

 宝満川上流流域下水道は、平成5年度に着手されました。計画区域は、筑紫野市、太宰府市、筑前町及び佐賀県基山町です。

 幹線管渠は、夜須、山家、永岡、太宰府及び基山の5幹線で、筑前町に朝日中継ポンプ場を建設し、ポンプ圧送方式をとっています。

 水処理施設は未設置ですが、終末処理場の位置にポンプ棟を建設し、近接する宝満川浄化センターと連絡管で接続することにより、平成10年度から暫定的に同センターへ汚水を圧送し、処理しています。

基本情報

宝満川浄化センターの所在地及び電話番号はこちら

浄化センター情報へ

宝満川浄化センターの地図です。西鉄三国が丘駅の東口から東側の井ノ浦公園方面へ160メートルほど進みます。つきあたりの井ノ浦公園を右折して、南側へ120メートルほど進みます。交差点を井ノ浦公園沿いに左折して、東側へ380メートルほど進みます。交差点を渡り左折して、北側へ360メートルほど進むと右手にある建物が宝満川浄化センターになります。

Google Mapで見る »

終末処理場 宝満川浄化センター
面積 5.2ha
所在地 小郡市津古153番地1
アクセス 西鉄電車「三国が丘」駅下車徒歩約10分

計画処理区域

宝満川浄化センターの計画処理区域図です。宝満川浄化センターは、小郡市に位置し、計画処理区域は、小郡市、筑紫野市の2市になります。汚水を集める幹線管渠は、三国、津古、横隈及び馬市の4幹線で構成されています。

浄化センター配置図

宝満川浄化センターの配置図です。中央にある管理棟には中枢となる監視室や水質試験室があります。管理棟から北側には最初沈澱池、生物反応槽、最終沈澱池などの水処理施設があります。管理棟から東側には機械濃縮棟や汚泥処理棟などの汚泥処理施設があります。きれいになった水は敷地の東側にある宝満川へ放流されます。

計画概要と現状(平成30年度)

宝満川流域下水道

計画概要

現状

関連市町 小郡市、筑紫野市 同左
計画目標年度 令和17年度(2035年度)
処理面積 1,064.7ha 954.2ha
処理人口 49,270人 53,300人
排除方式 分流式 同左
処理方法 嫌気無酸素好気法 + 急速ろ過法 好気法(1系)、嫌気・好気法(2~4系)+急速ろ過法
計画処理能力 26,810㎥/日 39,200㎥/日
幹線管渠延長 9.69km 7.65km
着手年度 昭和59年度(1984年度)
供用開始年度 昭和63年度(1988年度)

宝満川上流流域下水道

計画概要

現状

関連市町 筑紫野市、太宰府市、筑前町、佐賀県基山町 同左
計画目標年度 令和17年度(2035年度)
処理面積 1,948.1ha 1,223.7ha
処理人口 51,880人 51,923人
排除方式 分流式 同左
幹線管渠延長 32.48km 23.59km
着手年度 平成5年度(1993年度)
供用開始年度 平成10年度(1998年度)

計画処理区域

宝満川上流流域下水道の計画処理区域は筑紫野市、太宰府市、筑前町、佐賀県基山町の2市2町になります。

TO TOP